グラバー園から少し上がった所に 戦前まで 長崎報時観測所がありました
観測所には タイムボール(報時球)があり 長崎港に停泊する船舶に 正午を知らせました
長崎のタイムボールは 高さ27mの白い柱の上から
直径2.1mの赤い球を 正午と同時に 6m落下させていました
戦後は廃止されて 一時 長崎海洋気象台(現在は長崎地方気象台)の 官舎があったようです
その後は ながらく空地で 近所の方のバイク置き場になっていました
数年前 民間の土地となり 現在は 個人の住宅が建っています
住宅建設が始まる頃 土の中からタイムボールの支柱と思われる
金属の塊がみつかり 新聞でも紹介されました
2006年元旦に撮影した 観測所の跡地です
2006’01/01 10h43m
手前の 土が見える広場が 観測所跡地です
ここに 戦前まで 27mの白い柱が立っていました
2006’01/01 10h51m
観測所跡地から見たパノラマです
左が 西側の 長崎港です
2006’01/01 10h51m
東側に見えるのが どんの山です
頂上に 長崎海洋気象台の前身である 長崎測候所がありました
その近くに 大砲があり 空砲をうって 長崎市民に正午を知らせました
今日の撮影です
2017’09/23 08h50m
観測所跡地に建てられた個人のお宅の庭です
白丸のところに タイムボールの支柱では と思われる物が見えます
08h50m